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2007年05月26日

熊本,黒川温泉

<熊本,黒川温泉について>

黒川温泉は、九州の熊本県阿蘇外輪山の山肌を田ノ原川が削り取った谷間に広がっています。
木々の深い山間に、黒い瓦屋根が見え隠れする様はまるで隠れ里のような雰囲気をたずさえているのが特徴で、黒川温泉の発祥は、その昔、病の父のためにウリを盗んだ孝行息子の首を畑の主がはねたところ、なぜか落ちていたのは地蔵の首だったという言い伝えがあり、その首を安置した場所 (現在の外湯・地蔵湯)から温泉が湧き出したといわれています。
20数軒ある温泉宿は各自源泉を持ち、泉質はそれぞれ微妙に異なるが、全体に硫黄系独特の卵臭で、色は無色から白濁、さらに緑がかった湯があるそうだが、阿蘇の山間から湧き出ているというだけで生きた地球のエネルギーが感じられるのはなぜでしょうか?
効能は昔から“きず湯”と湯ばれていたほど、切り傷に特効があるといわれていますが、リューマチ、神経痛、婦人病など泉質同様幅広く、宿はほとんどが15から20室前後のこぢんまりとした造りで、それぞれに風情ある露天風呂を所有し、黒川の名湯をのんびりと楽しめる趣向が人気を集めています。なかでも黒川荘は、20人がゆったりと入浴できる露天風呂や、 うたせ露天風呂、観音露天風呂など多彩な湯船を持ち、神秘的なミントグリーンの湯は肌にやわらかく、つい長湯してしまうほど心地よいと評判です。


<熊本,黒川温泉の入湯手形>

熊本、黒川温泉では、「入湯手形」での露天風呂めぐりは楽しめます。
手形1枚1200円を購入すると、各旅館の露天風呂を3ヶ所利用できるもので半年間の有効期限付きです。宿によって異なる泉質や、風情ある露天風呂をたっぷりと堪能できるのが魅力です。
また、熊本、黒川温泉では、グルメも充実しています。醤油の香ばしい香りに誘われれば、もち焼きせんべいの井商店の店頭で焼いているせんべいがあります。
お風呂巡りの合間に小腹を満たす人が多いのか、まわりには浴衣姿の温泉客がいっぱいで、この店のいちばん人気は醤油ダレを塗った上に、七味やごまを振りかける「串ぬれおかき」で、昼前に売り切れることもあるそうです。
さらに温泉街をぶらり散策していると、目に付くのがソフトクリームの看板。小国郷はジャージー牛の名産地。阿蘇の雄大な自然の中で飼育された小国ジャージー牛の牛乳は成分が濃く、なんともいえずまろやか。その新鮮味あふれる牛乳のソフトクリームは、口の中でゆっくりと溶けて牛乳ならではの芳醇な味わいが広がる。温泉街に点在する売店で販売されるほか、旅館の喫茶室のメニューや夕食のデザートなどにもアイスクリームとして登場するので、その濃厚な味をぜひとも味わえます。

<熊本,黒川温泉を散策>

熊本,黒川温泉は、宿が軒を連ねる小路を、下駄を鳴らしながらのんびりと散策すると、さくら通りに「いご坂地獄」がある。地元の人たちによって掘削された源泉で、ここで野菜や卵をゆでる地元の人たちもチラホラ。湯口から湧き出る温泉は飲泉も可能で、胃腸病によく効くらしい。いご坂下には黒川温泉の発祥となったお地蔵様を祭る「首なし地蔵」の小さなお堂。孝行息子の身代わりになったというありがたいお地蔵様に手を合わせて…。ちなみに温泉街にはお地蔵様が10数ヶ所ほど点在している。茶碗としゃもじを持った愛嬌ある姿がなんとも微笑ましいが、実はれっきとした五穀豊穣の神様だ。これも山里ならではの風景です。

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